傾斜配点計算 — Kyoute Keisya Calc
同じ点数でも、大学によって価値が変わる。
共通テストの点を、志望校の配点に「翻訳」する計算ツール。
ひとことで言うと
Kyoute Keisya Calc は、共通テストの得点を入力すると、**大学・学部・学科ごとの傾斜配点(科目ごとの重み付け)**で再計算し、合計点を出してくれる静的サイトです。
受験生にとって、共通テストの素点はゴールではありません。志望校が「英語を重く見るのか」「理科を圧縮するのか」によって、同じ点数でも合否ラインでの意味が変わります。たとえば阪大は英語リーディングを37.5点、リスニングを12.5点に傾斜配点する — こうした大学ごとのルールを、いちいち手計算するのは煩雑です。このツールは、その変換を一瞬で行います。
どんな課題を解決するのか
「自分の共通テストの点、第一志望の配点だと結局何点なんだ?」
この問いは、受験期に何度も繰り返される地味で重要な計算です。大学ごとに配点ルールが違い、理系・文系で科目構成も変わるため、正確に・素早く・繰り返し試算できる場所が要ります。
Kyoute Keisya Calc は、その一点に最適化しました。理系/文系の科目構成に対応し、社会①②・国語(/200)・英語R/L・理科①②・数学①②・情報といった科目を扱い、大学のデフォルト配点をそのまま使うことも、自分でカスタム配点を追加・編集することもできます。
何ができるのか
- 大学別の傾斜配点で合計点を算出 — 各大学・学部・学科のデフォルト配点を内蔵
- 理系/文系対応 — 教科構成に合わせて計算
- カスタム配点 — 大学ごとの配点をユーザーが追加・編集可能
- ローカル保存 — 入力値やカスタム設定をブラウザの
localStorageに保持。次に開いてもそのまま - レスポンシブ — モバイルからデスクトップまで対応
- 入力欄の空白は
0として扱うなど、受験生がストレスなく繰り返し試算できる入力ルール
どんな意識で作ったか — デザインを主役にしない
このツールで意識したのは、「ツールとしての分かりやすさ」を、デザインの派手さより優先することでした。
受験生が知りたいのは合計点であって、凝ったアニメーションではありません。だからUIは企業的で落ち着いた配色に固定し、ライトテーマで統一。不要なアニメーションは控え、入力から結果までの導線を最短にしました。デザインは目的ではなく、情報を正確に伝えるための手段である — その原則を、地味だからこそ徹底したプロジェクトです。
技術的な裏側
- 構成 — Next.js による静的サイト(動的ルーティング・動的パラメータを使わない静的出力前提)
- スタイル — Tailwind CSS v3。配色はハードコードしてライトテーマに固定
- データ — 傾斜配点データを
src/data/universities.tsに集約。大学・学部・学科の構造をデータとして分離 - コンポーネント —
Calculator/UniversityList/UniversityEditor/DepartmentEditorに責務分割 - 永続化 —
localStorageで入力値とカスタム設定を保存
リンク
素点を、志望校の言葉に翻訳する。
